働き続けるためのサポートをします
安心して働き続けるためには、就職後のフォローが欠かせません。
医療機関運営の就労支援センターとして、就職後も特に期限の定めなく、息の長い定着支援にあたります。
- 職場訪問(就職前、就職後)
就職が決まってからが、本当のスタートです。ジョブコーチの資格を持つスタッフが職場を訪問して働いている様子を見ながら、ご本人や職場上司の相談にのります。“ちょっと気がかりだけれど相談するほどでもない”ようなことにも耳を傾け、安心して働き続けられるようにサポートし、問題解決のお手伝いをします。 - 関係機関との連携
主治医との情報共有は積極的に行っています。地域関係機関の協力を要請したいときは、センタースタッフが連絡や調整をして、サポート体制を作っていきます。
訓練生Dさんの声
職場の人間関係や自分の仕事ぶりに自信が持てず、定期受診の時に主治医に話したところ、すぐに主治医から就労支援センターに連絡をとってくれました。診察後、そのままセンターに立ち寄って職員の方にゆっくり話を聞いてもらったことで、自分が何に困っているのか、これからどうしていきたいのかがハッキリし、行きづまっていた感じが解消されました。さらに、センターから職場の上司に連絡を取って状況を説明してくれたことも助かりました。
- スタッフのコメント
精神障害の方は、周りの人のちょっとした表情や言葉が気になってしまい、調子を崩しやすいです。Dさんは、上司や同僚が何気なく言ったことを「自分の仕事ぶりが足りないのかな。でも確かめることもできないし、どうしよう」とモヤモヤしてしまったようです。上司の方には、Dさんがどんなことを気にしやすいのか、また病気がどのように影響しているのか理解してもらういい機会になりました。